忍者ブログ

プロフィール

HN:
あいのパパ
HP:
性別:
男性
職業:
薬剤師
自己紹介:
あいのパパ(管理人)、愛ママ、愛兄、広汎性発達障害の愛の4人家族です。

カテゴリー

リンク

最新コメント

[07/17 coriandr]
[07/11 むーに]
[07/03 みうりん]
[04/24 みうりん]
[04/17 ヒロ]

最新記事

最古記事

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ブログ内検索

RSS

バーコード

アクセス解析

アーカイブ

カテゴリー

[342]  [341]  [340]  [339]  [338]  [337]  [336]  [335]  [334]  [333]  [332

赤ちゃんが言葉を獲得するまで

「強化」「消去」の意味、何となく解っていただけましたか?
今度は赤ちゃんが言葉を獲得する過程をABA的に解釈してみます。
赤ちゃんに言葉が出る前に、なんごが出ます。
”あーあー”とか、”わー”とか言います。
何か指さして”あーあー”とか言うと、それが犬だったら親は「そう、ワンワンね!」とか言うわけです。すると、赤ちゃんは親の反応を感じ取って、犬を見て「ワンワン」と言うようになります。すると親は「この子、犬をワンワンって言ったわ!」と喜ぶわけです。子供は親の嬉しい顔に「強化」されて犬を見たら、ワンワンといつも言うことになります。
この段階で犬を”あーあー”と言う事は消去され、ワンワンと言うことが強化されています。
しかし、大人になっても犬をワンワンと言う人はいないはずです。
そのうち、犬はいぬ、猫はねこと教える時が来ます。
子供が犬を見てワンワンと言うと、親は「そう犬だね!」と言うと子供も「犬」と言うときが来ます。すると、親は「この子、犬って言ったわ!」と喜ぶとその表情が子どもにとって強化子になり、犬をいぬと言うことが多くなります。
ここでは、「ワンワン」が消去され、「いぬ」が強化されるのです。
子供が言葉を獲得していく過程は親の嬉しい顔が「強化子」となり、より望ましい言葉が強化されていきます。
そして望ましくない言葉が消去されます。
一方で消去しながらもう一方で強化することを「分化強化」と言います。
分化強化をしながら最終的な目標を目指すこと(なんご→単語へ)を「シェーピング」と言います。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
Trackback
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne