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療育をする意味

この記事は前にHPで書いていましたが
廃止で消えてしまった為、再度内容を詳しくして
書き直しました。

もうすぐ冬季オリンピックですが
その競技に「カーリング」というものがあります。

氷の上を石を勢いよく滑らせて、的に入れたり
相手の石に当てるという競技です。

石の勢いが弱くなると道筋になる氷面を掃除してきれいにして
石がより遠くに進むようにします。

私はこの競技を見て
「なにか発達障害の療育に似ているな」と思いました。

というのは
氷の上を滑らせる力を「子供の能力」と考えると
氷面を掃除するのは石がより遠くに進むようにきれいに
掃除しているわけだから「能力を伸ばせるように環境を
整えてる」訳です。

ということは
ずばり”TEACCH的”なことを”石”に対して行っている。

その結果、「スキル」という目標に到達する、というように
思えてくるのです。

じゃあ、自閉症の療育はTEACCHで決まり!じゃないの?

本当にそうなのでしょうか?

私はそれだけでは不十分だと思ってます。

私がABA(応用行動分析)による療育を実際やってみてから
思ったことは、「石を最初に投げる力」がこれに該当すると
感じました。

つまり、石を投げる勢いが強くなれば
それだけ遠くに石が到達します。

ということは、それだけ掃除をする手間が省ける。
TEACCH的アプローチをする必要性がそれだけ減ることに
なります。
その分、ABAの時間が増えますが・・・・・。

「同じスキル」が目標であればもちろんのこと
さらに高いスキルを目指す事も可能になるかもしれません。

数年のABAで能力を伸ばして出来ないことをある程度
減らし、残りをTEACCHでフォローするか・・・・

最初からTEACCHで全てをフォローするのか・・・・

考え方は人それぞれなので・・・・・。

私は両者の組み合わせでフォローしていきたいと
思います。













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TEACCHとABAの関係(2)

今度は似ている点について。
TEACCHはABAの一部分であるとも考えられます。具体的にはABAのフルプロンプトがTEACCHになったとも言えます。
だから、この両者はすごく似ているなあと思う事が多々あります。
似ているもの同士を比べると、簡単に実践できる方を選択するのはあたりまえだと思います。
それに、TEACCHは自閉症の為に作られたのですから。
行動療法は1960年代に流行っていたようですが、罰を与えて行動を変えようとしていたらしく、その反発からか日本では否定的な考えが今でも根強いようですね。
現在では、罰を与えることは禁止されていますが・・・。

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TEACCHとABAの関係

この両者について、どこが違いどこが同じか見てみます。
TEACCH・・・
部屋の中で、ここではこれをする、あっちではあれをするなど区画して、どこでなにをしていいかが目で見て分かるようにするのです。構造化しているわけです。
例えば、台所では料理をする、洗面所では歯を磨く、お風呂では体を洗う所といったこともある意味そうかもしれません(異論があるかもしれませんが)。
そういう結果、台所でお風呂に入りませんし、洗面所でトイレをしない訳です。
環境を障害児が行動しやすいように変えることです。
ABA・・・
ある行動だけに着目し、その前後の行動から原因をさぐり、ある行動を変える(変容)ことです。
障害児の行動も変えてしまおうということです。

この両者・・・
100個の小物を袋に入れるということをする時、
数を数えることを覚えさせるのがABAなら、100のマスを作りそこに小物を置いていって、全部埋まると100個になってるようにするのがTEACCHと言えば違いがわかるのではと思います。これだと数えなくてもいいわけです。
すこし強引に書きましたが、この続きは後日に。
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なぜ行動療法を選んだのか?

自閉症の療育で主流を占めているのはTEACCH(ティーチ)であります。これは自閉症児が視覚情報の処理に優れているという特性を生かして、絵や写真、文字を使いスケジュールの見通しをつける、というものです。
簡単に言うと、目の不自由な方の盲導犬や足の不自由な方の車イスにたとえられると思います。それはそれで便利なツールなのですが、根本的な問題は解決しません。つまり、目や足は回復しません。
行動療法、特にABAは正確な表現ではないかもしれませんがリハビリや手術のような回復を目指す療法なのです。ABAに関してはきちんと「科学的な根拠」も存在します。
私はインターネットで、自閉症に行動療法が有効であると知った時、「これだ!」と思いました。
私は、子供が一番伸びる時期(就学前)にTEACCHをするのは早いと考えます。その時期にABAを集中的にして認知力を高め、できるだけ自分でできることを増やし、いずれ伸びが鈍化した時にTEACCHも取り入れていく。
ABAを主流にしてTEACCHは補助的に使うという療育をするべきだと思います。
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