この前書きました原因の1つ、「要求」の対処について。
自分の要求を満たす為に問題行動を起こす例はよくあります。
子供がお菓子やおもちゃを欲しがって癇癪を起したら、
無言で手を引っ張って違う場所に連れていきます。「静かに!」などと声をかけてはいけません。子供に注目を与えることになるからです。
子供が落ち着くのを待って、「お利口にしていたら、お菓子を買ってあげるよ」などと言います。お菓子でなく、他の物や公園に行く、といったものでもいいと思います。
お利口にすると(望ましい行動)お菓子(強化子)が貰えるということを教えます。
問題行動を消去し望ましい行動を強化するわけです。
つまり、「分化強化」を使う訳です。
重要な事があります。
問題行動の原因は分化強化する上で最大の強化子でもある、ということなのです。
要求が原因なら、望ましい行動ができて初めて、要求が叶えられるということです。
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