スキナーというアメリカの心理学者が行った実験があります。
レバーを押すと餌が出てくる箱を作り、
その中に空腹にしたネズミをいれます。
ネズミはわけが解らず、箱の中をさかんに
動き回ります。
そのうちに、ネズミの体の一部がレバーに当たり
餌がコロッと出てきます。
ネズミは餌をもっと欲しいので
また、盛んに動くようになります。
箱の中を所狭しと動いているうちに
レバーを押すと餌が出てくる、という仕組みを
学習してきます。
すると、さかんに動かなくても
レバーを押すという行為だけが増えてきます。
このように、ネズミにとって良い結果が得られるための行動が
強化されたのです。
この原理を人に応用しているのがABAなのです。
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