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「教えなくてもできること」と「教えないとできないこと」の違いは?

教えなくてもできること、と

教えなければできないことの違いとは?


例を挙げて見ましょう。


暗い部屋に入るとき、灯りをともすためスイッチをつけますね。

まさか、暗いまま部屋に居ることは無いはず。

部屋に入る時は、電気のスイッチを入れることは

忘れません。普通は。

なぜか?



それでは次に、

部屋から出る時に灯りを消します、普通は。

しかし、これは時々忘れることがあります。

なぜか?


またまた例を挙げてみます。

昔、実家で猫を飼っていました。

そのうちに外に出て行くのに自分でドアを開けて出て行くように

なるのです。誰も教えていないのに・・・。

しかし、閉めて行きませんが(笑)。


なぜ、猫はドアを開けるけど閉めないのか?

なぜ?

これらにはある共通点があります。


まず、暗い部屋に入ると電気をつけるのは

電気がつくと周りが明るくなり見えるようになります。

暗い→電気をつける→明るくなり周りが見える

となります。

電気をつけることで、明るくなり周りの状況が解るという報酬が

得られます。

その結果、電気をつけることが強化されるわけです。

ここで部屋に入る時に電気をつけることと周りの状況が解る事、ということの間に

関連ができます。これを随伴性といいます。

なので、誰から教えられることもなく電気をつけることを

覚えます。

しかし、部屋から出る時は、そのことと「電気を消す」ということの間に

関連性(随伴性)がありません。

つまり、部屋から出る時に電気を消すことでの報酬がない。

なので、電気を消すことを忘れてしまうのです。

猫がドアを開けて出て行くけど、閉めて行かないのも

同様です。

ドアを開けることで、外に出られるという報酬が得られる。

なので、ドアを開けるという行為が強化される。

しかし、閉めることにはなんの報酬もない。

だから、ドアを閉めるということが強化されないのです。


次の例を示します。

トイレに入った。

トイレットペーパーが自分が使ってなくなってしまった。

さてどうするか?

次の人が困らないように、新しいものをセットしておくかどうか。

新しいものをセットする人は

「人」を意識した行為になります。

セットすること自体は、何の随伴性がありません。


これから解るように

「教えなければいけないこと」とは

部屋から出る時は電気を消すこと、とか

次の人の為にトイレットペーパーを用意しなさい、とか

随伴性のないことについてなのです。

随伴性のあるものは教えなくてもそのうちに出来るからです。





















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