愛に障害があるのが分かり、療育を始めるまで
セラピストという言葉は耳慣れないものでした。
ABAを始めようと決めた以上、知識を自分で得ようとすることは
もちろんですが、しかしその得た知識を子供に教えるのは
すぐにはできません。
自分ではこうだ、と思っていても
間違っていることも多々あります。
本に書かれている通りに教えても
「ぜんぜんだめだ!」とあきらめかけたこともあります。
親がセラピーをするといっても、もともと素人なのですから
当然です。
しかし、私は「子供の今の状況を何とかしたい」、との思い
が強くありました。
そこで、行動療法のセラピストと呼ばれる人を探すことに
なりました。
ちょうど隣町にセラピストの方がおられて
その方に来ていただけることになりました。
(渡りに船とはこのことですね)
しかもこの方、米国の大学で行動分析学を学んでおられたので
愛の問題行動をしっかり分析しておられました。
また、課題の立て方、考え方、教え方、なども教えていただきました。
自宅も近いので、初めの数カ月は毎週来てもらっていました。
その結果なのかわかりませんが、
愛は半年ほどで変わっていきました。
問題行動(奇声、多動、わがまま)が減ってきて
落ち着いてきました。
親だけでセラピーを始めると
その教え方を評価してくれる第3者が必要になります。
せっかく教えていても、間違っているかもしれないからです。
初期の療育で専門家の介入は不可欠だと思います。
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