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オリンピックの年にパラリンピックがあるように、サッカーW杯の年に【もうひとつのワールドカップ】と呼ばれる知的障害者達の国際サッカー大会が4年に1度開催されています。
http://nhfs.jp/
7月3日、南アフリカのケープタウンで開催される
スペシャルオリンピックス・ユニティカップに出場するため
いよいよ橘さんが南アフリカへ出発しました!
最近、普通にテレビを見ていてもEBM、エビデンスベースド、エビデンス
などの単語をよく耳にするようになってきました。
徐々に「根拠に基づいた~」ということの重要性が
認識されてきたような気がします。
と同時になんでもかんでも「根拠に基づかなければいけない」という
考え?も出てきているようにも感じます。
そのあたり多分、部分的に浸透しつつもまだまだ混乱も
あるのかな、と思います。
ところで、なぜEBMの考え方が出てきたのでしょうか。
医療においては従来、医師の経験に基づいた治療が行われて
いました。
すると同じ病気でも、医師によって治療法が違っていることも
あったり、大学病院間でも違ったり、地方と都市部の病院でも
違いがあったりしました。
これでは医療を受ける側にも公平ではない、ということになり
「根拠に基づいた医療」を目指すことになりました。
これだと、どこに行っても同じレベルの医療が受けることができます。
従って、医療を「提供する側」においてはEBMが尊重されるべきと
考えます。
疾病治療には多くのガイドラインというものが出ていますが
これにはそれぞれのエビデンスが反映されています。
では、医療を「受ける側」はどうでしょうか?
「提供する側」から提示されたEBMを絶対的に受け入れなければ
ならないのでしょうか?
答えはノーです。
驚かれるかもしれませんが・・・。
なぜなのか?
それは、医療というものは「提供する側」から「受ける側」へ
一方通行ではないからです。
提供する側は、「現在、提供できる最高のもの」を用意しなければ
ならない。その為にEBMがある。
しかし、「受ける側」はいろんな選択肢があり、その人の思惑があり、
その中でその人が一番いいと思うものを選択する権利があります。
そして両者の合意ができて初めて治療方針が決まるのです。
EBMは水戸黄門の印籠ではないのです。
また、EBMは生き物です。
このように書くと、?と思われるかもしれませんが
エビデンスというものは、現在の時点でのデータなので
将来的に変わっていく可能性があります。
なのでそれ自身、「絶対」ではないのです。
提供する側ならともかく、受ける側があまりこだわりすぎるのは
あまりよくないのかも、と思います。
大局的な判断ができなくなってしまうかもしれません。
別にEBMを否定している訳ではありませんが、
もっと柔軟に考えるべきでは(「絶対」ではないので)と思います。
今日、神戸で行われた
日本発達障害ネットワーク公開フォーラムに行ってきました。
私は午前中の途中から参加しました。
午前の部は
竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授)による講演、
「発達障害者の豊かなコミュニケーションを目指して」
午後の部は
パネルディスカッションで
「発達障害者への効果的で根拠に基づいた支援って何?」
ということで2人の方による話題提供がありました。
1、NPO法人つみきの会代表の藤坂龍司氏による
ABA療育の実際
2、明星大学准教授である小貫悟先生による
ソーシャルスキル・トレーニングの実際
最後は小・中学校教員有志による
学校・家庭でできる発達障害児へのよい関わり方、の
寸劇がありました。
竹田先生のお話は面白いですね。
そして解りやすいです。それで時間が立つのが早いと思いました。
午前の話で一番心に残ったこと・・・・・
親目線ではなく、子供目線で遊びや会話を共有する。
文章ではなかなか上手く書けませんが、
親が子供を「遊ばせようとする」のではなく子供の遊びに親の方から
参加して子供が遊びやすいように手伝うように一緒に遊ぶ、
ということかなと思いました。
午後の部のパネルディスカッションでの印象は、
今までの「教育」というものの中に
「エビデンス」という新しい概念が入ってきつつあり、
その為に、従来の方法で行ってきた教育者の人達が
少し困惑しているな、という感じを受けました。
私は医療従事者でABAもしているので
どうしても「エビデンス」のあるABAの方に肩をもってしまうのですが
療育や教育関係者に「エビデンス」を理解してもらうのには
まだまだ時間がかかるような気がします。
最後に寸劇がありました。大変面白かったです。
今日の寸劇も同じような内容でした。↓
http://www.youtube.com/watch?v=aK8OquSrTbA&feature=related
オノ・ヨーコさんが
「世界自閉症啓発デー」の初代啓発大使に任命されたようです。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100325/erp1003251224001-n1.htm
去年も活動されていたんですね。
その実績を買われてのことらしいです。
いろいろな方面に目を向けておられて
すばらしいと思います。
私のツイッターにもフォローしていただいていて
とても光栄に思っています。