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ここ数年でABAの認知度が上がってきて
「視覚支援、絵カードと共に自閉症の3大療育」などと
言われるようになってきました。
このブログを始めた時(最初はODNまいページ)は
ABA療育のブログというのはほとんど見かけませんでした。
ABAにはいろいろな研究が行われており、
自閉症の改善に有効だ、とする論文も出てきています。
確かに、「行動変容」という部分においてはその通りなのですが
ABAで自閉症を「治す」ことはできません。
また全ての課題をカバーすることもできないと思います。
例えば、中学や高校で習う数学をABAで教えることが
できるのでしょうか。
もし仮にできるとしても、大変な時間と労力が必要だと
思います。
しかし、そこまでして教える意義はあるのでしょうか。
かんたんな計算や国語は教えることができると思います。
それよりも電卓の使い方を教える方がよっぽど合理的
だと思うのです。
「その子の成長+α」が能力とすると、その「+α」の部分が
ABAだと思うんですよね。
「成長」より「+α」の部分がかなり大きくなると親も子も
大変になってきます。
なので、その子に合わせた学習の仕方があると思います。
私が考える「自閉症へABAを適応する意義」というのは
「未就学児に対して、ABAを適応し問題行動を減らすこと」。
これに尽きると思われます。
このことが他の療育との一番の違いではないでしょうか。
それ以外の課題は方法が違うだけで、やっていることは
そんなに変わらないと思います(ちょっと乱暴な書き方ですが)。
愛兄、今小学3年生。
習字の時間は50代位のベテランの先生。
その先生、今時珍しいというか、私たちの頃は
珍しくもなかったが・・・・・。
先生は筆の持ち方から書き方まで1つずつ教えるのだという。
まず、生徒に「手はおひざ!」と言って
ピシッ!とさせる。
そして、筆での書き方を教えるのだが
字を1工程ずつ教え、決して生徒に先にやらせない。
先生の通りにやらせる。
その先生の前では、生徒は私語はしない。
そんな先生、珍しくなったなあ。