今からちょうど3年前。
年末に受けた検査で
「知的障害を伴う自閉症」との診断が下されました。
私の反応としては
「ああ、やっぱりなあ」。
本などで調べて、多分そうだろう、と思っていたので
診断は「確認」の意味でとらえていました。
そのころの愛は、なん語はありましたが言葉は出ず、
絵本を読んでも聞こうとせず、自分でページをめくりたがって
いました。
それにおもちゃのタイヤを見て
ケラケラ笑うといった「自己刺激」もありました。
多動で買い物もできない状態でした。
私は診断を受けてから
何かいい情報はないか、インターネットで調べました。
すると「ABAという行動療法」というそれまであまり聞いたことが
なかった情報がでてきました。
それまではTEACCHといわれる視覚構造化が有効だと
言われていたので、ABAって何?って感じでした。
なのでまず、ABAに関する本を読んでみようと思い
インターネットで注文し読んでみました。
なんとなく理解しましたが、まだピンとくるものがありません。
何もしないまま1カ月2カ月と過ぎて行きました・・・・。
もう一回インターネットで調べて
実際にABAによる親の会を見つけました。
しかも実践している会場が市内だったので(当時)
これは1回見てみようと思い、見学させてもらいました。
スタッフの方から「2歳台だったら絶対伸びるわ―!」
と言われましたが、そのときは「そんなはずない」と思っていました。
見学をして感じた事は
みんな、どこが自閉症なの?と思うくらい
自分が思っていたイメージと違っていました。
課題もお金の計算、日記を書く、など小学生が多かったので
授業内容をABA的に教えていました。
もしここまで伸びることができるのだったら
やってみる価値があるかもしれない、
さっきスタッフの方から言われたことは決して大げさでは
ないかもしれない、
そう感じました。
そして入会しあれから3年。
スタッフの人に言われたことは
やはり大げさではありませんでした。
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