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最近、普通にテレビを見ていてもEBM、エビデンスベースド、エビデンス
などの単語をよく耳にするようになってきました。
徐々に「根拠に基づいた~」ということの重要性が
認識されてきたような気がします。
と同時になんでもかんでも「根拠に基づかなければいけない」という
考え?も出てきているようにも感じます。
そのあたり多分、部分的に浸透しつつもまだまだ混乱も
あるのかな、と思います。
ところで、なぜEBMの考え方が出てきたのでしょうか。
医療においては従来、医師の経験に基づいた治療が行われて
いました。
すると同じ病気でも、医師によって治療法が違っていることも
あったり、大学病院間でも違ったり、地方と都市部の病院でも
違いがあったりしました。
これでは医療を受ける側にも公平ではない、ということになり
「根拠に基づいた医療」を目指すことになりました。
これだと、どこに行っても同じレベルの医療が受けることができます。
従って、医療を「提供する側」においてはEBMが尊重されるべきと
考えます。
疾病治療には多くのガイドラインというものが出ていますが
これにはそれぞれのエビデンスが反映されています。
では、医療を「受ける側」はどうでしょうか?
「提供する側」から提示されたEBMを絶対的に受け入れなければ
ならないのでしょうか?
答えはノーです。
驚かれるかもしれませんが・・・。
なぜなのか?
それは、医療というものは「提供する側」から「受ける側」へ
一方通行ではないからです。
提供する側は、「現在、提供できる最高のもの」を用意しなければ
ならない。その為にEBMがある。
しかし、「受ける側」はいろんな選択肢があり、その人の思惑があり、
その中でその人が一番いいと思うものを選択する権利があります。
そして両者の合意ができて初めて治療方針が決まるのです。
EBMは水戸黄門の印籠ではないのです。
また、EBMは生き物です。
このように書くと、?と思われるかもしれませんが
エビデンスというものは、現在の時点でのデータなので
将来的に変わっていく可能性があります。
なのでそれ自身、「絶対」ではないのです。
提供する側ならともかく、受ける側があまりこだわりすぎるのは
あまりよくないのかも、と思います。
大局的な判断ができなくなってしまうかもしれません。
別にEBMを否定している訳ではありませんが、
もっと柔軟に考えるべきでは(「絶対」ではないので)と思います。
昨日は天気がよかったので、ほしだ園地(交野市)に
行ってきました。
私と愛兄は2年前に行ったことがあるのですが
愛と愛ママは行ったことがなく
季節もいいし、運動不足解消のため
ハイキングしながらピクニック・・・・と
軽い気持ちで出かけた訳ですが。
車で行くと駐車場からすぐに上がれるので楽ですが
あえて電車で行き、駅から歩くことにしました。
駐車場まで40分位でしょうか、アップダウンがあり
軽く汗をかいてしまいました。
駐車場からしばらく歩くと管理棟と広場があり
広場では、何やら大勢の人が一斉にある方向に向けて
望遠レンズを向けて構えていました。
なんだろう、飛行機? UFO? ?と思って
訊いてみると・・・・・・
ハヤブサの巣があって、餌を運びに飛んでくるところを
撮っているとのことでした。
↑この山(たけるがみね)の崖の上に巣があるそうです。
残念ながらハヤブサを撮ることはできませんでした。
森の中を歩くと、森のにおいや野鳥のさえずりなどが聞こえ
森林浴になりました。
次に、星のブランコと呼ばれる大きな吊り橋を渡ります。
愛は怖がって渡れないかも・・・・と思いましたが
平気だったようです。
人が渡ると、少し揺れたりして大人の私たちの方が
怖かったです。
そして、渡った先の広場でお弁当を食べました。
展望台からみた全景です。
愛には山道の登り降りが幾つもあって大変だったかなと
思いましたが、以前のような「だっこ~」という事がなく
がんばってよく歩いてくれました。
愛が2歳位の時は、泣いている子や赤ちゃんの所に行き
覗きこむことをする子でした。
そのたびに、私たちは愛を引っ張ってきました。
泣いている子のそばでその子の母親が居ても
お構いなしに割り込んできたりするので
見ている側からすると
ホントに「変な子」でした。
今でも知らない人とでも
誰とでもすぐに話をします。
良いように考えれば、すぐに人気者になれます。
特に電車内とかで隣にすわった知らないおばあちゃんなど・・・。
このまえも愛兄の空手の練習について行った愛。
師範が少し後で来られた時、散髪をされていたようで、
愛は「しーはーん~!」と走って寄って行き、
「ちょきちょきした?」と訊いていたそうです。
小さいうちはいいのですが
大きくなってもこのままだと
困りますねえ・・・・・・・・・。
このブログを通じておかげ様でいろいろな人に出会うことが
できました。
またブログ自身もまだ初めて3年に満たないですが、
始めた当初からするとずいぶんと成長したなあ、と思います。
最初は小じんまりしていて、子供の成長を記録できたらなあと
言う感じで始めたんですが、
いろいろと主張を入れてしまって
最初とはぜんぜん違ったものになってしまいました。
最近思うのは、私の方針はなんだっけ?とぼやけていないかな
と感じます。
ここで私のブログについての方針を
確認しておきますね。
まず、発達障害に対する・・・・・
薬物治療について。
問題行動(自傷他傷など)、てんかん、睡眠障害等の改善で
薬を服用する場合は(対症療法ですね)、それを支持します。
サプリメントについて。
発達障害に対しては症状の改善については
残念ながら支持できません。
発達障害以外のことについては
有用だと思います。
その他の療法について。
グルテンカゼイン、キレーション(今まで記事に書いてませんでしたが
わざわざ書く必要もない、と思ってます)
その他の療法も残念ながら支持できません。
支持できるだけの知識も証拠もないからです。
ABAについて。
これは、結果が目の前ですぐにわかることもあり、
効きめがありそうでは、と思います。
しかし、障害の程度によっては効果が上がる子と
それほどでもない子があるのは事実です。
(理由はわかりません)
ですので、ABAだけではなくTEACCHなども
組み合わせてみることも必要では、と思います。
障害者も健常と基本は同じ。
ダメな事はダメ!と解らせることは同じです。
つまり、障害があるからとか健常だからという区別はない、
ということです。
解らせる方法は違うかもしれませんが・・・・。
社会に適応させるように努めることは
同じです。できるできないは別にしてそのような方向で
考える。
できないところは支援を仰ぐしかし、全てを支援してもらうつもりは
うちの子には考えていません。
少し厳しいかもしれませんが・・・・・。
今回は療育(ABA)に使っていたグッズを
いくつか紹介します。
↑これは、身辺自立課題をしていた時、日常の生活を
デジカメで撮り、「なにしてる?」と訊いて「~してる」と
答えさせていました。(写真はほんの一部です)
これを机で1枚ずつ「なにしてる?」と訊いて
それが答えられると
「誰が、なにしてる?」
それも答えられるようになると
「誰が、どこで、なにしてる?」と訊いて
答えさせていました。
次にこれ↓
ペンケースに磁石・・・・
100円ショップで買いました。
これで何するの?と思われるでしょうが、
愛は磁石をくっつけたりするのが好きなので
それをトークンにしました。
課題を1つ正解するごとに磁石を1つ、くっつけさせて
5回正解するとお菓子がもらえるようにしました。
あと、ペットボトルにビー玉を入れていくことも
しました。