発達障害の診断では軽度、中度、重度と分類されます。
あと数値で評価が出されたりします。
診断をする以上、何かの基準があって
その基準からどの位離れているか、で診断が分かれます。
ではその基準とは何?
もちろん、定型発達の子ですよね。
ということは、これらの軽度、重度というのは
「定型発達と比べて」、ということになります。
これは社会的な適応のしやすさ、しにくさなのかもしれません。
言いかえれば、支援の厚みの違いということでしょうか。
極端な言い方をすると要支援の分類でしかないということ
でしょうか。
私の娘は最初の診断は中度~重度と診断を受けましたが
今では比較的軽度の範囲だと思います。
しかし、軽度だからと言って楽観的に考えていません。
私たち親は「軽度、重度」といった単語に振り回されて
いるような気がします。
確かに重度の人は大変かもしれない。
しかし、期待もあります。
人並みはずれた能力を持っているかもしれない。
それをまだ発見できていないのかもしれない。
もし、その能力を社会に役立てることができたら・・・
どんなに社会貢献ができることか。
結局、軽度でも重度でも親がその子の得意な能力を
見つけて(認めて)あげて、それを最大限生かせるようにすること、
また、社会もそれを支援すること。
それがこれから必要になってくると感じます。
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