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記念講演

先週の日曜日、JDDネット年次大会の続きです。

~知的・発達障害の人がハッピーになるために~

と題して、野沢和弘氏(毎日新聞)の記念講演がありました。

野沢氏にも24歳の重度の自閉症の息子さんがおられます。

この講演で、発達障害者の就労の話があり

積極的に知的障害者を雇っている会社を幾つか挙げて

述べられておられました。

ある会社では、ノベルティーグッズを知的障害者(軽度ではない)に

作らせているとか。

ノベルティーグッズとは、会社の社名などが入ったカレンダーやメモ用紙

クッキーなどです。

会社でなんと”紙すき”をして作るそうです。その原料の紙は

リサイクルしたものを利用するそうです。

紙すきは支援学校でも教えているそうですね。

なんと上手い考えなこと!

リサイクルの仕分けは自閉症の人は得意だそうで

普通の社員よりも完璧に仕分けしてくれるそうです。

なぜ、積極的に知的障害者を採用するのかというと

たしかに普段の能力は普通の社員よりも低いかもしれないですが

障害者の能力は、「伸び方の角度が急」らしいのです。

それが周りの社員のモチベーションを上げることに繋がるのだと

野沢氏は述べられていました。

つまり、障害者が居ることが周りの社員に好影響を与えている訳です。

その結果、障害者を積極的に採用している会社は業績もいいと

氏は話されていました。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
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竹田 契一先生とニキリンコさんの対談から

JDDネット年次大会、次に聴いた講演は

竹田 契一先生とニキリンコさんの対談でした。

対談といっても、机を2つ並べて(向き合ってでなく)の対談でした。

ニキリンコさんは帽子をかぶり、サングラスをしての登場でした。

対談が始まるまで、ニキさんは

目の前に自分の著作である「自閉ッ子シリーズ」が数冊

置いてあったのですが、それらを横にしたり縦にしたりそわそわ

していました。

さて、対談が始まりました。

ニキさんが竹田先生の研究室(当時は大阪教育大)を

訪れたのは今から12年前だそうです。

ずいぶん前からの知り合いだったんですね。

以下、竹田先生をT、ニキさんをNと略します。

T「アスペルガーはよく人の気持ちが解らないといいますが、

実際は違うんですよね、1か0かではない」

「懐中電灯に例えると、人により照らす範囲がちがうんです。

広範囲を照らす人もいれば、電池が切れかかってちかちかしてる人も

いる」



・顔を見分けるのが弱い?

T「Nさん、私ってすぐに判りますか?」

N「顔ではなく、姿、声で判ります。そこで会う予定の人だと

姿を見たら、その人である確率が高いと判断します。」


T「昔は耳栓をいくつかもっていましたよね?」

N「ええ、4つ持ってました。色違いの。」

T「なんでそんなに持ってたんですか?」

N「先生の所に行くときに迷わず行けるように、電車を乗り換えるときに

耳栓を付け替えるんです。そしたら、迷わないので。」

T「今ももってるんですか?」

N「今はパソコンで行き方を検索して印刷できるので

それを使ってます。耳栓はもってません。」

T「このようにASDの人は学習できるんです」

N「先生の研究室の換気扇の音がだめで、耳栓をしていましたが

換気扇を止めたらいいことに気付きました。(笑)」

・”怖いもの”は”面白いもの”に

N「家のトイレはTOTOでした。学校のはINAXだったんです。

それで学校でトイレに行けなかったです」

T「文字を隠したら?」

N「隠しても、形がびみょーにちがうんです!」

(たしか、そういう違いは”怖い”という感覚だと言っておられた)

T「ずっと、だめ?」(のような発言だった)

N「前は怖かったけど、今は面白い」

T「ほう、どうして?」

N「怖いものは時がたつと面白いものになるんです。

だって”怖いもの見たさ”ってあるでしょ」


T「通販カタログが好きなんですよね?」

N「数冊持ってました。」

T「郵便受けで通販カタログが入っているのを見ると

その場で最後まで見てしまうそうですね。」

N「そうなんです。そして自分が出ていくところか帰ってきたところか

判らなくなってしまう」

T「自分は何をするつもりだったのか、判らなくなってしまう」

N「それで、今は足先をどちらかに向けておいてそれを見て、出ていく途中か

帰ってきた所だったかを判断してます」

・自閉同士でしか解らないジョークがある

N「会社や番組のロゴマークが面白く感じます」


ここに挙げたのはほんの一部です。
しかも多少ニュアンスが違っていたかもしれません。

中には本で紹介された事柄もあるかもしれません。
(私はニキさんの本を全て読んだわけではないので判りません)

竹田先生は最後に・・・・

「いじめにあった」と20回、先生に言いに来た子がいたそうです。
しかし、その先生はそのたびに「あれはいじめじゃないんだよ」と
その生徒に言って聞かせていたそうです。(もちろん事実を調べて)

しかし21回目のいじめらしきことがあったとき・・・・

その子は自分で「あの先生が言うのだから、たぶんいじめじゃないだろう」と

自分で判断したそうです。

これが竹田先生が一番言いたかったことですね。















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JDDネット年次大会(神戸)から

私は先週5日間休暇でした。

休暇最後の日(日曜日)はJDDネット(日本発達障害ネットワーク)年次大会が

今年は神戸で開かれ、参加してきました。

どの演題も興味があるものばっかりでしたが、全部は見れなかったのが

残念です。

そのなかから幾つか紹介していきます。

最初は「障害受容と家族支援」という題で

立正大学の中田 洋二郎先生の講演でした。

親をどのように支援していくか、という内容でどちらかというと

臨床心理士向けの講演でした。

この中で、とても興味深いものがありました。

それは、

「家族が子供の障害を肯定しているようでも、内面では

障害を否定する心情が存在する。その反面、家族が障害を

否定しているようでも、それは障害を認め、受け入れようとする

過程かもしれない」

というスライドでした。


それは確かにそうなんですよね。私も前に記事に書きましたけど、

誰も「望んでいた」わけではないんですよ。でなかったら

鬱になる人はいません。

しかし、現実を受け入れなければいけない。

そこのギャップでみんな悩むんですよね。

最初はどうしたらいいのかわからない。

障害受容過程の段階的モデル(Droter 1975)では

最初は「ショック」があり、次に「否認」、そして「悲しみと怒り」を

経て「適応」、「再起」に繋がっていくそうです。


では、調査研究による親の障害受容の最終段階とは?

・努力を通して親自身人間的成長を子供に感謝する段階
 親自身の人間的成長の段階

・母親が自己の成長を感じる

・「障害」を劣等と捉えない障害者観

これらのどれかを自覚すれば山を乗り越えたと言えるのかも

しれませんね。














 

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たまには息抜き

昨日の学校面談のあと

昼ご飯を食べにいきました。

交野市駅近くにあるカフェレストラン”JuLia"
http://gpado.jp/kansai/osaka/27230/165/1501-00015219-000/shop_top/

この辺りも個性的な店が増えてきました。

昔はよく行っていたBKハウスにちょっと似ている雰囲気です。


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小学校での面談

今週はリフレッシュ休暇を取っていて

仕事は11月30日の1日のみ。

28日(日)に仕事だったので29日は休みでした。

で、29日はまたまた言葉の教室の予定だったのですが

愛が風邪を引き、熱を出したために保育所を早引きしキャンセルとなりました。

私はここ10日ほど風邪気味で、せっかくの休みもあまり無理できません。

それで、更新があまりできませんでした。

愛は火~水まで保育所を休みました。

今日はマシになり、保育所に行きました。

ところで、今日は小学校での面談がありました。

校長先生や支援級の先生と話す機会があり

支援級の見学もしました。

支援級は現在4クラスあるそうです。

しかし、来年は生徒が減るために

3クラスになるとのこと。

校長先生はクラスが減っても先生を減らさないように

府の教育委員会に頼んでいたそうですが

無理のようです。

支援級は一部構造化されていましたが、支援は個別で対応している

とのこと。

今日の見学では授業は1人だけでした。

しかし、授業内容は通級とそんなに変わらなかったです。

限られた時間枠で支援級の先生が通級もついてくれることは

できるそうですが、全ての時間はたぶん無理でしょうと。

校長先生の話の半分は「人員不足のため、出来ない」と

言われているように感じました。

「気になることはありますか?」と聞かれたので

愛の場合、音に少し過敏なことと、教室にいろんなものがあると

気が散って授業に集中できないかもしれないこと、

最初は学校に着いてから教室で何をしなければいけないのか

(ランドセルから筆箱、教科書、ノートなどを出すこと)が解らないと思うので

そのあたりをサポートしていただきたいと言いました。

登下校に関しては、親の付き添いはOKだそうです。

まあ、実際に小学校に行き出してからでないと

解らない点もあるのですが、今日の印象ではそう悪くないかも?

という感じです。



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また、頭の痛いあの季節がやってきた

今年も、もう年末の雰囲気ですね。

この1年も”あっという間”でした。


この頃になると・・・・・・



そろそろ聞こえてくるのが・・・・





子供たちの・・・・・・




「サンタさんに今年は何頼もうかなあー」







愛も愛兄も「あれがほしい!これもほしい!」と

勝手なことばかり。


私達は財布とにらめっこしながら

買えそうなものだと


「うーん、お利口にしていたらサンタさんが持ってきてくれるかもよ」



ちょっと値段的に無理なものだと


「そんなもの、サンタさん知らんはずやから、もってこれないよー」



と、ごまかしています。


このごまかし、いつまで続けられるか・・・・・

先週末、梅田のスカイビルでの勉強会の帰りに
撮ったツリーです。
d82e7cf6.JPG



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鉄棒で逆上がり

愛が鉄棒の逆上がりをできるように

なったらしいです。と言っても、

直接見たわけではないのでちょっと信じられませんが。

運動会が終わった後くらいから

毎日、練習していたみたいで先生も、

「毎日の積み重ねですね!」と

言っておられたとか。

私なんかよりずっとすごいなあ、愛ちゃん。



 

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手紙

今、保育所の年長組では

友達に手紙を書いて交換することを

しているようです。

もう、この年代になると

みんな、しっかりした文章を書ける子もいて

びっくりします。

私の頃はそんなに書けなかったなあ。

昨日も愛は友達から何通かもらったみたいで

持って帰っていました。

で、「返事は書いたの?」

と訊くと、

愛ママが、愛ちゃんは保育所ですぐには

書けないから家で書くことにした、とのことでした。

それで、こっそり書いているのを見てみると

男の子には「かっこいいね」

女の子には「かわいいね」

と短いですが、

なんとか返事を書いていました。

たどたどしくてもいいんですよ。

気持ちがこもっていれば。

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愛の休日

今日の愛は

渚のおばあちゃんとピアノコンサートに出かけました。

演奏中、ずっと座っていたとのこと。

えらいえらい!

これなら、これからも大丈夫かな?

コンサート終了後、愛は愛ママに電話したそうです。

愛ママ「今どこにいるの?」

愛「ここ!」

典型的ですなあ・・・・・・。


帰ってきてからは

愛ママのお手伝い。

洗濯物を、

「手伝ってあげる!」と

私が手渡した洗濯物を愛は洗濯バサミで

はさんでいました。

ぽぽちゃん人形の洗濯物シリーズではなく

今度は本物を喜んで干していました。



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松下幸之助氏が子育て?

久々のおすすめ本です。

「親として大切なこと」
             (松下幸之助) PHP研究所
http://www.amazon.co.jp/%E8%A6%AA%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8-%E6%9D%BE%E4%B8%8B-%E5%B9%B8%E4%B9%8B%E5%8A%A9/dp/4569777406/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1290214491&sr=1-1

半年も前に出版されていたんですね。知りませんでした。

著者を見て、
「え?あの松下氏が?」と思いましたが、松下氏はすでに
亡くなられているので、実際は松下氏の考え方を研究している機関、
PHP研究所が出したものです。

したがって、本の内容を見る限り基本的な考え方は
従来、PHPから出されているビジネス本と変わりはないと思います。

しかし、この本をお勧めする訳は、
ビジネスとしての考え方を子育てに応用して書かれているということ、
そしてこの考え方は通常の子育てだけでなく、障害児教育にも
共通するであろう、
さらに障害児をもつ親の考えの持ち方にも影響を与えるのではないかと
考えるからです。

私達「親」はどうしても子供を上目線から見てしまいがちです。
”親だから自分たちの方がえらいのだ”と勘違いしている親が多いと
思います。

松下氏は本来、「人間は偉大なのだ」と主張しています。
「人間は誰でもすばらしい能力を持っている。
だからおろそかにしてはいけない」と。

「どんな人にでも敬意を持って接しなければいけない」と。

この本で、親は子供を子供としてだけではなく
「人間」という視点で見なければいけないと指摘しています。

ではそのような視点で見るためには何が必要でしょうか?

それは、やはり本に書かれていますが
「素直な心を持つこと」なのです。

その素直な心とは?
私は「考え方に迷った時、自分の損得を考えないで
本来どうすべきか」を考えて実行することだと思います。

つまり「自分にとらわれない考え」です。

親ひとりひとりがこのような考え方を持って
子供に接することが重要である気がしてなりません。




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