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私は先週5日間休暇でした。
休暇最後の日(日曜日)はJDDネット(日本発達障害ネットワーク)年次大会が
今年は神戸で開かれ、参加してきました。
どの演題も興味があるものばっかりでしたが、全部は見れなかったのが
残念です。
そのなかから幾つか紹介していきます。
最初は「障害受容と家族支援」という題で
立正大学の中田 洋二郎先生の講演でした。
親をどのように支援していくか、という内容でどちらかというと
臨床心理士向けの講演でした。
この中で、とても興味深いものがありました。
それは、
「家族が子供の障害を肯定しているようでも、内面では
障害を否定する心情が存在する。その反面、家族が障害を
否定しているようでも、それは障害を認め、受け入れようとする
過程かもしれない」
というスライドでした。
それは確かにそうなんですよね。私も前に記事に書きましたけど、
誰も「望んでいた」わけではないんですよ。でなかったら
鬱になる人はいません。
しかし、現実を受け入れなければいけない。
そこのギャップでみんな悩むんですよね。
最初はどうしたらいいのかわからない。
障害受容過程の段階的モデル(Droter 1975)では
最初は「ショック」があり、次に「否認」、そして「悲しみと怒り」を
経て「適応」、「再起」に繋がっていくそうです。
では、調査研究による親の障害受容の最終段階とは?
・努力を通して親自身人間的成長を子供に感謝する段階
親自身の人間的成長の段階
・母親が自己の成長を感じる
・「障害」を劣等と捉えない障害者観
これらのどれかを自覚すれば山を乗り越えたと言えるのかも
しれませんね。