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あいのパパ(管理人)、愛ママ、愛兄、広汎性発達障害の愛の4人家族です。

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問題行動の原因・・・「注目」

周りの目を気にして、注目されたい(目立ちたい)ことで問題行動を起こすこともあります。
小学校の授業中に周りの子にちょっかいを出す子・からかう子・いたずらする子などです。
ちょっかいを出すことで相手から注目してほしいと思っているのです。
周りから笑いをとったり、みんなの眼差しを受けたいとも思うのです。
この場合の強化子は「周りの笑いや目線」で、これによりちょっかいすることが強化されます。
対策としては、強化子を取り除くとちょっかいは消去されます。
つまり、それらのちょっかいを「無視」することです。難しいかもしれません。1人がちょっかいするのをクラス全員が無視するわけですから・・・。
ちょっかいを受けても「やめろよ!」と言ってしまうと注目を与えてしまい、もっとちょっかいを受けることになります。
こうなると消去するのも時間がかかってしまいます。
注目が原因の時は無視(注目を与えない)が一番です。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
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問題行動の原因・・・「要求」

この前書きました原因の1つ、「要求」の対処について。
自分の要求を満たす為に問題行動を起こす例はよくあります。
子供がお菓子やおもちゃを欲しがって癇癪を起したら、
無言で手を引っ張って違う場所に連れていきます。「静かに!」などと声をかけてはいけません。子供に注目を与えることになるからです。
子供が落ち着くのを待って、「お利口にしていたら、お菓子を買ってあげるよ」などと言います。お菓子でなく、他の物や公園に行く、といったものでもいいと思います。
お利口にすると(望ましい行動)お菓子(強化子)が貰えるということを教えます。
問題行動を消去し望ましい行動を強化するわけです。
つまり、「分化強化」を使う訳です。
重要な事があります。
問題行動の原因は分化強化する上で最大の強化子でもある、ということなのです。
要求が原因なら、望ましい行動ができて初めて、要求が叶えられるということです。
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禁止の言葉

昨日、風呂に入る時にちょっとおへそを触っていたら、それを愛に見られ、「おへそ、触ったらダメ!」と言われた。
この「~したらダメ」という言葉はよく考えると、案外難しいなと思う。愛に「~したらダメ」ということはあっても(本当は~ダメ、ではなく~しよう
がいいのだが)、愛からは言われたことがなかった。
~したらダメ、というのは「じゃあ、どうしたらいいの?」とこの手の子を混乱させることが多い。見通しが立たないからだ。
通常は見方を変えて、「~しよう」と肯定的な代替案を言うことが多い。
愛兄の時はあんまり深く考えることもなかったなあ。
ボケの防止にいいかな?
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問題行動の原因

子供や時に大人の問題行動の原因は大きく3つあります。
要求の実現・注目・逃避です。
要求の実現・・・
子供が欲しいものを得る為に駄々をこねる、といったのがこれです。「いやいや!」と座り込んで泣き叫ぶこともあります。
仕方ないので欲しいものを買うと、これからはいつもそうなってしまう。
注目を得るために・・・
授業中に前の席の子にちょっかいをだしたり、からかって笑い物にする。そのつど、周りから注目を受けることで、からかいが強化される。
逃避・・・
ある教科の授業中だけ騒ぐ子供がいる。
(その教科が嫌いなため)
同じ「いやいや!」でも、原因を探るにはしっかり観察が必要です。
続きは後日に。
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これ、なあに?知ってるくせに!

愛はひらがな絵本を開き、「これなあに?」と覚えたてのひらがなを訊いてくる。
実は、自分が知っているひらがなだけを訊いてくる。
そこで、「なにかなあ?」と訊き返すと、「あ」やんか「あ!」と言ってくる。
「愛ちゃん、すご~い!」と言うと、愛は喜ぶ。
そしてまた、ほかのひらがなを訊いてくる。
どうやら、褒めて欲しい為にわざと訊いてくるようだ。
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赤ちゃんが言葉を獲得するまで

「強化」「消去」の意味、何となく解っていただけましたか?
今度は赤ちゃんが言葉を獲得する過程をABA的に解釈してみます。
赤ちゃんに言葉が出る前に、なんごが出ます。
”あーあー”とか、”わー”とか言います。
何か指さして”あーあー”とか言うと、それが犬だったら親は「そう、ワンワンね!」とか言うわけです。すると、赤ちゃんは親の反応を感じ取って、犬を見て「ワンワン」と言うようになります。すると親は「この子、犬をワンワンって言ったわ!」と喜ぶわけです。子供は親の嬉しい顔に「強化」されて犬を見たら、ワンワンといつも言うことになります。
この段階で犬を”あーあー”と言う事は消去され、ワンワンと言うことが強化されています。
しかし、大人になっても犬をワンワンと言う人はいないはずです。
そのうち、犬はいぬ、猫はねこと教える時が来ます。
子供が犬を見てワンワンと言うと、親は「そう犬だね!」と言うと子供も「犬」と言うときが来ます。すると、親は「この子、犬って言ったわ!」と喜ぶとその表情が子どもにとって強化子になり、犬をいぬと言うことが多くなります。
ここでは、「ワンワン」が消去され、「いぬ」が強化されるのです。
子供が言葉を獲得していく過程は親の嬉しい顔が「強化子」となり、より望ましい言葉が強化されていきます。
そして望ましくない言葉が消去されます。
一方で消去しながらもう一方で強化することを「分化強化」と言います。
分化強化をしながら最終的な目標を目指すこと(なんご→単語へ)を「シェーピング」と言います。
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1年後の歯科検診

昨日は仕事が休みだったので、愛を歯科検診に連れて行った。
愛が怪我で前歯を1本失ってから1年経つ。その後、半年ごとに診てもらっていた。
昨日の診察では、あと2,3年で大人の歯が生えてくるだろうということだった。大丈夫のようだ。
家に帰ってから、愛は愛ママや私に「体操して!」と愛のまねをさせようとする。体操というよりも動作模倣である。
子供がすることを親がまねするのもよいことだと聞いたことがある。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
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おさらい

さて、ABAの基本原理は
「強化」と「消去」であると去年書きました。もう一度、おさらいしてみます。
強化・・・
例を挙げると、たまたま見たテレビドラマが面白かった。
また次の週もそのドラマを見てしまった。
これは「そのドラマを見る事」が強められた(強化された)わけです。
なぜ、次も見たのか?
それは内容が面白かったから。
この「面白い」という「見る」という行動を強化している要因を「強化子」といいます。
他の例を挙げると、おもちゃ屋さんの前で子供が「買って!」とだだをこねている。そこで親がおもちゃを買い与えてしまうと、次もだだをこねるようになる。これはおもちゃを買い与えることでだだをこねることを強化しているわけです。
消去・・・・
前評判がいいドラマを見てみたが、内容がもうひとつだった。
次回も見たがイマイチだった。
次からは見なくなった。
これは「面白い」という強化子が無いため、「見る」と言う行動がだんだん消えて行ったのです。初め面白いドラマでも「強化子」がなくなると、とたんに見なくなってしまいます。
実際はもっと複雑ですが、大雑把にはこのようになります。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
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育児に使うABA~服の着脱編

タイトルから「難しいもの」という印象を受けるかもしれませんが、実は誰でも知らない間にABAを使っているのです。
これから少しずつですが、身近に使われているABAを紹介します。
子供に服の着脱を初めて教える時・・・・
ズボンのはき方を教える時、最初はズボンの片方の穴に両方の足を入れてしまうなど上手くいかないことがあると思います。
始めて教える時は、両足を穿かせた状態にして(もちろん親が手伝う)
ひざ位のところまでズボンをおろしておく。
最後の腰までひっぱりあげるところから自分でやらせる。
出来たら、「上手にできたね!」と言ってほめる。
ひっぱりあげることが上手くなったら、片足だけ穿かせた状態から始める。
”片足をズボンに入れる+ひっぱりあげる”が上手くなったら
両足を穿かせる所から始める。
”片方の足を入れる+もう片方の足も入れる+上までひっぱりあげる”
もうお分かりでしょうが、完成された状態から少しずつ後戻りしていくわけですね。
これを「バックチェイニング」と言います。
子供にとっては完成された状態を知っている訳ですから習得は難しくないと思います。
この方法は服を脱ぐ時、靴下やボタンの着脱などいろいろなことに応用できます。
大事なのは、出来た時に褒めてあげることです。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ
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KYな彼女。

昨日は愛は夕方に愛ママと近くの図書館にいったそうだ。
し~んと静まり返った図書館。
そこで、さっそくお気に入りの絵本を見つけた愛。
走って受付に持って行き、
「ヤッホー!」???と大きな声。
貸出てもらうと今度は「イェー」と・・・・。
なんかテンション高いなあ。
よっぽど、大好きな絵本があったのだろう。
しかし、図書館では
しずかにね!。
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