療育をしている時に注意することがあります。
それは、「その子の”今”の成長にあった療育」を
しているのかどうか、を考えることです。
例えば、「手を洗う」ということをするとします。
洗面所へ行って
1、水道の蛇口をひねり、水を出す。
2、両手をこすりながら、水で手を洗う。
3、蛇口をひねり水を止める。
4、タオルで手を拭く。
という一連の作業が必要です。
まだ子供が小さかったら、蛇口をひねる力がまだ
無いかもしれません。
そのような場合、最初は親が蛇口をひねり、水を出して子供が手を洗うのを
手伝うと思います。
このように、1から4まで全て出来なくても出来るところから
教えていると思います。
そのうちに成長して、蛇口をひねるだけの力がつくと
初めて1から4まで自分で出来るようになります。
療育も同じで
今出来ないことでも、数か月後に自然に出来る(理解できる)ように
なることもあります。
うちの子も、数を数えることが苦手で
「なぜ、できないんだろう?」と思ってましたが
1年位経つと出来るようになりました。
今から思うとおそらく、
蛇口をひねる力がまだ無いのに、1から4まで全て自分で
やらせようとしていたんですね。
つくづく反省。
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