地球が出来て、生命が生まれ進化してきて
今の私達、人間が存在するわけですが、
まだまだわからないこともたくさんあります。
人の体の中では、取り込んだ栄養を上手く利用するために
さまざまなことが行われています。
糖分や脂肪、タンパク質などを合成したり分解したり・・・
それで体に必要なものを作って生命は生きています。
合成するには「酵素」というものが関係しています。
この酵素の働きにより体の複雑なものが
簡単にできてしまうのです。
しかしこの酵素、働いてくれるには条件があります。
その条件の1つに「温度」があります。
酵素が働くのに一番いい温度というのがあって
それがだいたい38℃なのです。
それを聞いて「えー!」と思う人がいるかもしれませんね。
だって、通常の人の平熱は36℃付近ですから。
36℃くらいだと酵素は、働くには十分でないかもしれません。
しかし、なぜ人の体がちゃんと機能しているのか?不思議ですよね。
実は体には、微量ですけど元素(金属)が存在しています。
またその元素は36℃でも十分酵素が働くようにサポート
してくれています。
つまり、触媒的な役割をしているのです。(補酵素とも呼ばれます)
だから体には絶対必要なもので、不足すると生物は生きていけません。
それらの元素は通常、食べ物の中に含まれているので
普段は特別に摂る必要はありません。
ここまで書くと
もうお判りかと思いますが、「キレーション」というものが
どんなに危険なものだったか(現在、実践されている人は殆どないと
思いますのであえて過去形の表現にしました)
いっしょにマルチビタミンなど飲んでいたとしても
体内に十分量吸収されているかどうか?ですからね。
ただ、微量元素は体に必要と言っても
「微量」だからいいのであって、たくさん摂る必要は
ありません。
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