ABAをする上で注意している事。
それは子供が課題を嫌がっているな、と思った時はあまり長く続けないということです。
ただ、その場合でも1回はやらせて正解させてからやめます。
無理に続けると、子供に嫌な気持ちだけが残り、以後その課題をしにくくなります。
とはいっても、子供の要求をすんなり受け入れていると親の言うことを聞かなくなりますので、親の言う事に従って初めて自分の要求が通るのだということを分からせる必要があります。
その為に、最後に正解して終わるのです。
出来ない課題については原因を考えて方法を変えたり、数日後に再度してみたりします。
そして、課題をする時もいきなり始めるのではなく、少し一緒に遊んで楽しい状況をつくっておき、子供の雰囲気が良くなった状態で始めます。
楽しく課題が出来る雰囲気を作ります。
自分から椅子に座ってくるようになればベストだと思います。
ABAを批判する人は、発達障害の子に無理に教えると数年後に嫌な記憶がフラッシュバックして蘇り、問題行動を起こす原因になるという意見です。
しかし、私の周りにはABAで不都合が生じたという例は聞いたことがありません。(思春期の子供達もいます)
でも、子供の体の調子や気分が乗らない時や、課題を嫌がっている時などに無理にしても効果はありません。
従って、課題は親も子供も楽しく出来るように注意しています。
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