今はすっかり無くなった癇癪。
しかし2年前は、愛はすぐに癇癪を起して部屋中走り回っていました。
いったん癇癪が始まると手がつけられない状態でした。
癇癪の原因がわからず、どうしていいか迷っていた頃、
ABAを始めることになり、その手法で癇癪の原因を
探ることになりました。
もちろん、行動療法の専門家の人に来て
調べていただきました。
その調べ方のポイントをまとめてみます。
1.いつ癇癪が起こるのか(起こる時間)
2.癇癪の起こる回数(1日に何回起こるのか)
3.癇癪が起こる前に何が起こったか(誰かの言動がきっかけなど)
4.癇癪の後、何が起こったか(どのように対処したか)
1と2を調べるためにグラフを作りました。
(横軸に1日の時間、立て軸に癇癪の回数)
これにより、癇癪が起こる時間帯(午前が多いとか夕方に多いとか
ある特定の時間に多いとか)がわかります。関係なければ、それも
わかります。
なぜ、これが重要かというと
癇癪の起きる時間に誰が何をしているか、がきっかけを作っている場合が
あるからです。
グラフは、毎日起こらなければ横軸を「日」にして起こった日、起こらなかった日で
調べることもできます。
いずれにしても数日調べることが必要です。
3と4については癇癪の前後を調べるために
やはり表を作りました。これは癇癪を起す言動と癇癪を起す強化子を
特定するためです。
3は必ずしも原因が「人」とは限りません。環境も含めて考える必要があります。
(部屋の模様替えをした、など)
4は癇癪を起した後のまわりの行動が、癇癪を起こりやすくしている可能性が
あるからです。(これを強化子といいます)
まず、これらのデータを取ることにしました。
続きは後日に。
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