これは現在ABAを行っている、あるいは
これからABAを始めようとしている方にとって
参考になるか判りませんが
目安としていただけるといいと思います。
ABAを始める直前の愛の状況を
記録ノートから写してみました。
ABAを始める直前(2007年5月)、2歳10か月の愛の状態です。
・言葉
「あっかんべー」をして周囲の反応を見て喜んでいる。
「ボール」と言っているがはっきりと発音していない。
犬が鳴いていたら鳴き真似。猫、鳥も同様。
言葉として出ている単語は
「ねこ」「ぶーぶー」「ひこうき」「お茶」「水」「おいしい」「みみ」
「ほっぺ」「はな」「あご」「うで」「あし」「くび」「わき」「おっぱい」
「バイバイ」「バス」「こうえん」「いす」「お歌」
しかし意味を理解しているかは?
・言葉による要求
「ごはんちょーあい」「みずちょーあい」等「ちょーだいを使った2語文が
言える。
身体の一部がどこかにあたった時、「うで、あたったー」「ここいたい」と
痛そうな表情で言う。
・言葉による拒否
「いや」と手を振りながら
・問いかけによる反応
絵本を見せながら、これ何?に
60%位答えられる。
犬、猫はテレビ、写真、絵いずれも汎化できている。
・態度
視線はほとんど合っている。
名前を呼ぶと振り向いてこっちを見る。
姿が見えなくても呼ぶと走ってくる。
「おもちゃをかたずけて」と言うと
だいたい言うことを訊く。
食事前に「ちょっと待ってね」というと待つことができる(5分位)
・感覚
熱いものに触った時、「あっちー」という。
・こだわり
特になし
・食べ物の好き嫌い
特になし
これだけ見てみると
今から思えば「扱いやすかった」のかもしれません。
しかし、この1月前までは
ほとんど出来ていませんでした。
2歳と9カ月やその前ではできなかったことでも
3歳直前になってできることが増えてきました。
この頃は毎日が新しい発見をしていたと
思います。
この頃の愛と同じような状態だと
ABAで同じような伸びが期待できるのでは
と思います。
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